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76年に、ギタリストのグレッグ・ジンを中心に結成される。彼のルーツであろう、60〜70年代のサイケデリア/ハードロックを匂わせる、陰鬱で屈折したヘヴィなパンク・ロックで異彩を放った。 初代シンガーは、のちにを結成するキース・モリス。78年にデビュー7" NERVOUS BREAK DOWN を発表するが、キースがドラッグ問題で脱退。後任にチャボこと、ロン(ex-RED CROSS)を迎え、二作目となる12"JELOUS AGAINを80年に発表するが、ほどなくして、セカンド・ギタリストのデズがシンガーを兼任する。翌81年には、定番ロックンロール曲、LOUIE LOUIEのカヴァーを含む同名7"、歴史的名作SIX PACK 7"を発表。バンドの人気を決定づける。以上4枚の7"は、いずれも編集盤(@)で、全盛期BLACK FLAGの全公式録音を楽しめる。 同年、ワシントンDCのローカル・ハードコア・バンド、STATE OF ALERTのヘンリー・ロリンズが、加入。専任シンガーとなり、DAMAGED - LP(A)を発表するが、地元での評判は散々だったという。実際に、全盛期のBLACK FLAGを知るだれもが、ヘンリー・ロリンズの参加に否定的である。この時期ディストリビューターとのトラブルに巻き込まれたことも、バンドに迷いを与えた一因かもしれない。アルバムの出来自体は、悪いものではなかったのだが。以降、は低迷を続け、86年にピリオドを打つ。なお、(B)の、EVERYTHING WENT BLACKで、キース、チャボ、デズ参加時の未発表音源が楽しめる。 |
@ | A | B |
FIRST FOUR YEARS CD |
DAMAGED CD |
EVERYTHING WENT BLACK CD |
THE STATE | BLAST! | ||
BORN AGAINST | DIE KRUZEN | MECHT MENSCH | WASTED YOUTH |
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