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は、82年にカリフォルニアはヴェニス・ビーチにて学生時代の友人同士だった、マイク・ミューア(Vo)とルィーシュ(Ba),グラント(Gu)によって結成されている。 ドラムのラルフが加入以降、ホーム・パーティー(笑)を中心に演奏、MAXIMUM R&Rと双をなすパンク・ファンジン"フリップ・サイド"の人気投票で「もっとも低脳なバンド」部門で一位を獲得する汚名とは裏腹に、地元での人気を高めていく。
 83年に、FRONTIER RecordsからデビューLP"Suicidal Tendencies"(*1)を発表。地元のラジオ局やMTVで、シングル・カットされた"Institutionalised"もオンエアされ、同アルバムは3年間で累計15万枚を売っている。また、 "Institutionalised"は、映画"Repro Man"のサウンド・トラックにも起用された。
 しかしながら、バンドの人気上昇とともに、ギャングのメンバーも珍しくなかった、バンドのファン(SUICIDAL BOYS、そしてカリフォルニア中で嫌われていたという、マイク・ミューア自身)による、暴力事件が猖獗をきわめる。なかでも、
のファンとの対立は激しいものであったという。警察の取り締まり、ライヴ会場の貸し出し拒否といった逆風のなかで、バンドは思うように活動できず、87年になって漸く、CAROLINE Recordsよりセカンドアルバム “Join The Army”を発表。これは、"軍団宣言(*2)"というタイトルで日本盤もリリースされ(現在いずれも廃盤)、折からのスケボー・ブームに乗って、デビュー作"Suicidal Tendencies"(*1)もクラウンより日本盤で登場。爆笑モノのビデオ・クリップ、"スケート狂時代"も話題となり、宝島などの、サブ・カルチャー・メディアにも大々的にとりあげられ、ここ日本でも一躍人気者となる。
 1988年、エピックより3枚目のアルバム“How Will I laugh Tomorrow When I Can’t Even Smile Today”がリリースされる。しかしながら、ここで聴かれるのは、巧みに時流をとりいれたスラッシュ・メタル。以降、機を見るに敏、とばかりにミクスチャー、メタル、グランジ、オルタナティヴとつぎつぎと流行をとりいれ、メタリカのマネージメント、Qプライムのバック・アップもあって、アルバムを数百万枚クラスで売る大バンドにまで成長をとげるが、初期の衝動性は、ここにはこる影もなかった。
 94年には契約関係のこじれから解散。97年に復活を遂げるも、エピック以降の路線を踏襲。ここで語られるのも不自然なバンドといっていいだろう。


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@ A

S.T LP
 
軍団宣言 LP





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